米アマゾン・ドット・コムが24日発表した7-9月期(第3四半期)決算は大幅な減益となった。「プライム」会員向けの翌日配送サービスに力を入れ、引き続き多額の資金を投じたことが背景にある。純利益は前年同期比26%減の21億ドル。1株利益はファクトセットがまとめたアナリスト予想の4.59ドルを下回った。4-6月期にはそれまで連続で達成してきた四半期ベースの最高益更新を逃し、アナリスト予想も下回っていた。7-9月期の売上高は24%増の700億ドルと、アナリスト予想を上回った。前四半期は20%増だった。7-9月期には、7月のセールイベント「プライムデー」も含まれた。プライム会員に大幅な割引を提供することで、新たなプライム会員登録を促進するイベントだ。
アマゾン、7-9月期は26%減益 プライム販促に注力
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