米疾病対策センター(CDC)は24日、電子たばこ使用との関連が疑われる肺疾患が前週比125件増え、計1604件に達したと明らかにした。 イリノイ州でさらに1人が死亡し、死者はこれで34人となった。連邦当局は現在も原因の特定を進めているが、違法な「テトラヒドロカンナビノール(THC)」製品やオイルが主因との見方を示している。THCは高揚感をもたらすマリフアナ(大麻)の成分。ボストン小児病院の研究員らによる非公開データはこうした見方を裏付けている。それによると、保健当局に肺疾患の事例が報告される数カ月前から、自家製カートリッジや偽物のTHCカートリッジを扱った動画が「ユーチューブ」で出回り始めていた。