40代、50代の不調の原因は「ホルモン不足」

2019.10.31 3:30

熊本悦明

くまもと・よしあき

日本メンズヘルス医学会名誉理事長。日本臨床男性医学研究所所長、泌尿器抗加齢医学研究会顧問。札幌医科大学名誉教授。オルソクリニック銀座名誉院長。1929年東京生まれ。
東京大学医学部卒業、同大学講師（泌尿器科学講座）を経て、UCLA（カリフォルニア大学ロサンゼルス校）へ留学。
68年に札幌医科大学医学部泌尿器科学講座主任教授に就任。泌尿器外科学のみでなく、男性医学・尿路性器感染症を中心に研究を進め、日本メンズヘルス医学会、日本性感染症学会を創立。
日本における男性医学の父と言われており、経済界や政治家、芸能人からの信頼も厚く、90歳の今も、東京での診療はもちろん、日本各地、海外での講演など現役で、精力的に活動を続けている。
2019年には日本泌尿器科学会から医療賞、日本抗加齢医学会より抗加齢医学功労賞を受賞。

「男性医学の父」が教える最強の体調管理

うつ、不眠、内臓脂肪、物忘れ、
集中できない、疲れがとれない…
「調子が悪い」を一挙解決!!
現在90歳の現役医師が教える、誰でも最強の体調を手に入れる方法とは!?男性の体調に関する悩みの9割はテストステロン不足!
テストステロンとは男性ホルモンのことで、男性の体調はこのホルモンに左右されています。
たとえば、快楽物質の「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」、快眠を促す「メラトニン」などのホルモンの分泌を促すのが、このテストステロン。逆に不足してしまうと、体調不良の一因にもなってしまうのです。できるビジネスマンなら知っておきたい、テストステロンと上手に付き合う方法が書かれた書籍から抜粋して編集、ご紹介します。
早い人は30代から減り始めてしまうこのホルモンを、どのようにして攻略していけばいいのかがわかります！

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口コミで患者さんが来院
元気な人たちの後ろにはテストステロンあり！

現在、私のクリニックには、大手企業の会長や、社長など第一線で活躍されている人たちが口コミで来院されています。どうやら、私の元に通っている患者さんたちが、ゴルフで仲間と一緒になると「なぜ、そんなに球が飛ぶようになったのか」等、質問攻めにされ、「実は……」と話し、その後紹介で来られる……というケースが多いのです。

また、80歳でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さんをはじめとした著名人や芸能人、政治家の方たちもテストステロンで元気になっています。なかなか大っぴらには言ってはいませんが、「元気な人たちの後ろにはテストステロンあり」なのです。

働き盛りの40代から50代のビジネスパーソンのみなさんが、本来の元気を取り戻して、もっともっと張り切って仕事に取り組み、もちろん私生活も大いに楽しむための方法をお伝えしたいと、今回、私は『「男性医学の父」が教える最強の体調管理――テストステロンがすべてを解決する！』を、ダイヤモンド社から発売することになりました。

今まさに「最近、集中力が続かない」「ぐっすり眠れない」などちょっとした不調がある方も、これから先もずっと健康でいたいと思っている方も、ぜひこの知識をお役立てください。

実際にアメリカではこのホルモン補充療法は多くの人が行っており、心配されるような「がん」につながるような結果は出ていません。

今の時代、目が悪ければメガネをかけたり、コンタクトをしたり、もっと進んでいる人はレーシック手術などをするでしょう。歯が悪ければ、入れ歯やインプラントなどを使います。

それと同様に、元気がなければテストステロンの量を増やすような食事、生活をしたり、積極的に補充したりすれば、元気で充実した生活が手に入れられるのです。

ぜひ「テストステロン」の重要性や、その力をどう生かすかを知り、最強の体調管理を始めましょう！　今と未来を充実させるために。