「医は食にあり」。病気を防ぐ「医」は毎日の食事の中にあります。“腸健康法”の第一人者である藤田紘一郎東京医科歯科大学名誉教授の最新著書『図解 体がよみがえる「長寿食」』から、目からウロコの食事術をご紹介します。40代、50代は、日々の食事に注意が必要になってくる年代。寿命を縮めないためには何をどう食べるべきでしょうか。

40歳を過ぎたら
「食前キャベツ」を始めよう

 人の体は、呼吸や体温調整など生命を維持するためにエネルギーを使っています。こうした生命活動によってエネルギーが消費されることを基礎代謝と呼びます。基礎代謝は、消費される全エネルギーの約7割を占めています。ですから、肥満を防ぐには、この基礎代謝力を高めることが重要になってきます。

 ところが、40代になると、基礎代謝力は、若い頃と比べて著しく低下してしまいます。エネルギーを溜めこみやすい体になっているというわけです。それはつまり、太りやすい体になっているという意味です。

 肥満は万病のもとです。第一に、活性酸素が体内に充満しやすくなります。活性酸素は、あらゆる細胞を老化に導きます。40歳を過ぎると、同じ年齢の人でも、見た目で大きな差が表れ始めます。太っている人が年齢以上に老けて見えるのは、活性酸素によって老化が加速度的に進み始めているからです。

 40歳になったら、まず「食前キャベツ」を始めてください。食前キャベツをするだけで、体重を落とすことができますし、腸内環境も良好にでき、体内に溜まりがちな活性酸素も減らすことができます。