営業の仕事で割と時間がかかるのは、顧客への提案書やプレゼン資料などの書類作成の業務。作業が深夜までかかることもたびたびあり、苦しい仕事になりがちだ。しかし、トップ営業マンと呼ばれる人たちは軽々とこなしているように見える。(営業サポート・コンサルティング代表取締役、営業コンサルタント 菊原智明)
トップ営業マンは
大量の仕事を楽しくサクサクこなす
トップ営業マンは仕事量が多い。契約数が多いため、その数に比例してその他の業務も必然的に増えていく。しかし、大量の仕事も楽しくサクサクこなしてしまう。中には、毎日定時で帰る人もいるほどだ。まさしく「働き方改革」の波にうまく乗っているのだ。
その逆にダメ営業マンはどうだろう。
なんだかんだ言い訳をして仕事を後回しにする。時間的に余裕がなくなってから手を付けるため、いいアイデアも出ない上に、ミスも多くなる。大した仕事量でもないのにいっぱいいっぱいになってしまう。自ら仕事を「苦行」にしてしまうのだ。
過去の私がまさにそうだった。