トランプ米政権がトルコとの関係改善に動いている。ドナルド・トランプ米大統領はツイッターで、トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領と6日に電話協議を行ったと述べ、当初の予定通り13日にワシントンで会談すると表明した。トランプ氏はツイートの中で、トルコ軍が、シリア北東部における戦闘の最中に逃げ出したと伝えられていた過激派組織「イスラム国(IS)」の多くの戦闘員を拘束したとエルドアン大統領から伝えられたことを明らかにした。その中には死亡した最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者の妻や姉も含まれているという。また両首脳は、シリア国境の問題やテロ、シリアのクルド人勢力に対するトルコの長期にわたる敵対行為を終わらせることについても話し合ったという。エルドアン氏は発表文で訪米予定があることを認めた。