南米大陸の沖、
大海に浮かぶ海洋島

 ガラパゴス諸島は、南米エクアドルの沿岸から約900km離れた太平洋に散らばる諸島群だ。1978年にユネスコ世界遺産の初の自然遺産に登録された。

海草を食べるガラパゴスウミイグアナ
Photo by Taizo Takei

 ガラパゴス諸島の生き物は固有種率が非常に高い。その理由は、ガラパゴスの島々は大陸と一度も陸続きになったことのない、海洋島だからだ。島で暮らす生き物の祖先は、何らかの方法で海を越えて島にたどり着き、島の環境に適応するよう変化してきた。

 名前が付いているだけで123もの島があるガラパゴス諸島だが、メインの島は19。そのうちのふたつの島にエクアドル本土からのフライトがあり、そこからクルーズ船で島々を巡るのが一般的な観光の方法だ。