highlight type=BOLD• 巨額の損失に対する市場の目は厳しくなる/highlight• 巨額の損失に対する市場の目は厳しくなるここ数年で大きく膨らんでいたある破壊的企業の企業価値がほぼ一夜にして数十億ドル目減りした。その企業とは、シェアオフィス事業を手掛けるウィーワークではない。ソフトバンクグループが出資するもう一つの企業、ライドシェア大手のウーバー・テクノロジーズ(UBER)だ。ウーバーはウィーワークの企業価値の減少で打撃を受けており、ウーバーをめぐる投資家のセンチメントは冷ややかなものに変わっている。同社の最高経営責任者(CEO)であるダラ・コスロシャヒ氏が先週、ニューヨークタイムズ紙主催の会議での講演で「ウーバーはウィーワークと全く異なる」と聴衆に訴えかけざるを得なかったほどだ。