米ケーブルテレビ(CATV)局HBOのリチャード・プレプラー元会長兼最高経営責任者(CEO)はアップルの新動画配信サービス「アップルTV+(プラス)」と制作の独占契約を結ぶ方向で協議している。事情に詳しい関係者が明らかにした。協議中の合意条件によると、プレプラー氏の新会社「RLP アンド・カンパニー」は、Apple TV+向けオリジナルコンテンツの制作を手掛けることになる。協議を知るこの関係者は、数週間以内に合意がまとまる可能性があると述べた。アップルがプレプラー氏と手を組めば、ここ10年にとりわけ高く評価されてきたエンターテインメント幹部を味方に付けることになる。HBOでは同氏がCEOを務めた間に有料チャンネルが飛躍的に伸びた。CEO任期中のヒット作には「ゲーム・オブ・スローンズ」が含まれる。