アルファベット傘下のグーグルが医療システムのアセンションと提携して大量の患者情報を収集していることについて、医療記録に関する連邦のプライバシー規定に違反している可能性があるとして、複数の議員から規制を強化するよう求める声が上がった。  ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は11日、グーグルがアセンションと共同で、5000万人の米国人に関する医療情報の収集・分析を行うプロジェクトを進めていると報道。「プロジェクト・ナイチンゲール」と呼ばれる同プロジェクトでは、検査結果や医師の診断、入院記録などのデータが対象となっている。患者や医師も両社の提携について知らされていなかった。