米連邦準備制度理事会(FRB)は27~28日の公開市場委員会(FOMC)で金利を据え置くと予想されている。FRBはこれまで3回連続で利下げしてきた。FRBにとって、利下げを再開するには何が必要になるかが難しい問題となる。その答えは、労働市場の崩壊と、2%の目標に向けたインフレ率の明らかな低下のどちらが先に現実になるかに左右される。昨年12月の前回会合以降、そのどちらも起きていない。雇用の伸びは急激に鈍化したが、失業率は安定している。インフレ率はFRBの目標である2%を上回る2.8%前後に張り付いている。ただ一部の当局者は、関税の影響を除外すれば、基調的なインフレ率のトレンドは目標に近い水準にあると考えている。