今年の世界経済の成長は、政府によってもたらされている。成長を阻害するショックが相次ぎ、動揺を見せる世界各国は、歳出削減計画を撤回し、巨額の財政赤字で賄われる大規模な財政刺激策を発表している。成長が鈍る欧州、米国、そして数兆ドル規模の人工知能(AI)投資が需要を押し上げているアジア諸国の一部で見られる歳出急増は、短期的には経済成長と雇用を押し上げると予想されている。その結果、世界経済の成長率は今後6カ月間で年率3%に加速する可能性があると、JPモルガンは予想する。だがエコノミストらによると、失業率が低く、これまでよりも金利が高い時期にとる戦略としては、リスクが高い可能性がある。