米スポーツ用品大手ナイキは、米アマゾン・ドット・コムの通販サイト上での衣料品やスニーカーの直接販売を取りやめる。ナイキにとって、これまでの姿勢を完全に転換するものとなる。ナイキは2017年、偽造品対策の強化と非正規品の販売規制を条件に、アマゾンのサイト上で商品を販売することで合意した。アマゾンは当時、大手ファッションブランドなどに自社サイトでの販売を働きかけており、ナイキとの合意もその一環だった。