さて、「オマケ」の4回目なのですが、それはなんとリノベが完成した後、というタイミングでした。
その理由は、ちきりんさんが自宅のリノベを終えた今、「もし今、リノベをやり直せるならどうするか」を考えているから。
具体的には今回のように20年暮らしてから初めてリノベをするのではなく、
5〜7年ごとにちょこちょこと手を加えていきたい、とのこと。
住んでいる家を定期的にリノベすることのメリットはなんでしょう?
それは、人生の中で変わっていくことに合わせて、家もそのつど便利に、暮らしやすくしていけるということです。
たとえばちきりんさんにとって、会社員だった頃と、自宅でフリーランスで働いている今では家の使い方が違います。
時間とともに生じる家族の変化も関わってきます。
たとえば子どもが小さい時はいつでも目の届く場所にいてくれるのがベストです。そして勉強ができるようになるとプライベートな部屋が必要になったり、
自立したら出て行って部屋が余ってしまったりなど変化が多いですよね。
それに合わせて住まいを最適化することで、お家をより住みやすくできます。
また、「なるほど!」と思ったのが、モノは進化して便利になると、形が変わるということ。
たとえば、掃除機が小さくなって置く場所が変わったり、ネットにつながるのが有線から無線になったり。
普及し始めている音声端末をはじめ、今後もどんどん世に出てくるであろう便利な商品に合わせたお部屋作りというのがあるはずだと予想していました。
ということで、ちきりんさんは、今でもしょっちゅうショールームに訪れているそうです。
マイホームの購入やリノベの予定がいま特になかったとしても、自分の未来のドリームハウスに思いを馳せるのには早すぎるということはないのかもしれないですね。
むしろ人生設計に積極的になれるんじゃないかと感じました。夢が膨らみますし、大変勉強になりました!
イラストレーター。1985年生まれ。
ニューヨークのスクールオブビジュアルアーツ・イラストレーション学科を卒業。現在は川崎市在住。映画が大好きです。
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