アクティビスト 日本襲来!#03Photo:Rudranil Chakrabarty/EyeEm/gettyimages

特集「アクティビスト日本襲来」(全12回)の#03では、ダイヤモンド編集部が今回、日本株の推定運用額を目安に関係者への取材を加味して選出した、日本の「アクティビスト10傑」をお届けする。(ダイヤモンド編集部 重石岳史)

初公開!アクティビスト10傑
旧村上ファンド出身者が上位に

 最も影響力を持つアクティビストは旧村上ファンド出身者がシンガポールで設立したエフィッシモ・キャピタル・マネジメントで、さらに穏健派のシルチェスター・インターナショナル・インベスターズ、ブランデス・インベストメント・パートナーズがこれに続いた。

 注目すべきは、グローバルで運用額が大きく、アクティビスト界の「ティア1」に位置付けられるエリオット・マネジメントら強硬派の米アクティビストが現時点では下位にいること。彼らが今後、日本で本格的にアクティビズム活動を展開するのは必至とみられ、そうなれば日本企業にとっての脅威がさらに増しそうだ。