ドナルド・トランプ米大統領が先週末、ウォルター・リード米軍医療センターを予告なしに訪れたことで、同氏の健康状態に関して臆測が広がっていた。だがホワイトハウスは18日に専属医ショーン・コンリー氏の声明を発表し、定期的な検査だったと説明した。コンリー氏の声明によると、16日に行われた1時間の検査は予定されていたもので、トランプ氏が1年を通して受ける定期的な診察の一環だと述べた。また「大統領には、一部で臆測されているような胸の痛みはなく、緊急・深刻な問題について診察・治療を受けていない」とし、「心臓や神経の専門的な診察も受けていない」と説明した。ホワイトハウスは16日、トランプ氏が毎年行う定期健診の一部を開始するためウォルター・リード米軍医療センターを訪れたと発表した。20年は忙しくなると予想されるためという。同センター訪問は公表されている大統領の予定には記されておらず、トランプ氏が到着するまで非公開だった。これを受け、トランプ氏が緊急の治療を受けているとの臆測がメディアで広がった。コンリー氏は声明で、訪問は「スケジュールの不確かさ」が原因で非公開になっていたと述べている。
トランプ氏の病院訪問、定期的な検診 臆測を一蹴
ホワイトハウスが専属医師の声明を発表
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