英ロンドンの交通当局がライドシェア大手ウーバー・テクノロジーズの営業免許を更新しなかったことで、ドライバーの間では広く知られていた秘密の行為が明るみに出た。多くの配車サービスでドライバーが登録アカウントをシェア(共有)したり貸し出したりしていたのだ。ロンドン交通局は25日、ウーバーの承認を受けていないドライバーが客を乗せたケースが2018年末から19年初めにかけて1万4000件あったと発表した。これらのドライバーは登録アカウントの顔写真を入れ替えて本物になりすましていたという。ロンドンや他都市でウーバーなどの配車サービスで働く数人のドライバーによると、登録アカウントを共有する行為は、ソーシャルメディアやメッセージングアプリのグループ内で話題になっている公然の秘密だ。ウーバーは、こうした行為は米国を含む世界的な問題だとしている。
ウーバーが隠したい秘密、運転手なりすまし
運転手が登録アカウントを他人と共有する問題が発覚
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