年収200万円台は
宮城・鹿児島など4社のみ

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サービス業や小売業の企業が多くランクインした Photo:PIXTA

 47都道府県の上場企業を対象に、「各都道府県でもっとも年収の低い企業」を1社抽出し、金額が低い順に並べた今回のランキング。社数が46社なのは、長崎県のみ上場企業が1社もないからだ。そう、佐世保市に本社を置くジャパネットたかたも非上場なのだ。

 従業員数20人未満の企業は除外しており、従業員数は単体ベースだ。それでは、ランキングをチェックしてみよう。

※各都道府県で最も平均年収が低い上場企業を抽出し、金額が小さい順にランキングした。2018年8月期~19年7月期。従業員数は単体ベース。20人未満の企業は除外した。長崎県は上場企業数がゼロである。ゼブラルのデータを基に本編集部作成。本社所在地はダイヤモンド社企業情報部調べ。

 全体的に目立つ業種は「小売業」(14社)と「サービス業」(10社)。ここでいう従業員とは、正社員だけでなく、会社によっては地域限定社員や契約社員、常用パートなどを含むため、こうした区分の従業員が多い会社は、年収が低めに出る。

 サービス業も小売業も、業界全体として年収は低め。それに加えて、上記のように、正社員以外の従業員が大勢働いている業種である。これらの理由から、多くの企業がランクインした。

 1位はトスネット(宮城県、260.1万円)で、警備会社である。2位のアクシーズ(鹿児島県、266.4万円)は鶏肉の製造販売などを手がける会社。3位のプレステージ・インターナショナル(東京都、278.7万円)は損害保険や自動車、クレジットカード会社などを顧客に、コンタクトセンター(電話でのコールセンター業務のみならず、メールやFAX、チャットなどでの問い合わせに対応する)業務などを展開している。