今回、お話を聞かせていただいたビジネスアスリートは弁護士・吉田倫子さん(40歳)。企業向けにクラウド契約書システムを提供しているHolmesで取締役を務め、ベンチャー企業のCOOとして多忙な日々を送っています。
知り合ってからの年月の中で、独立、共同経営、新会社設立とビジネスではさまざまなフェーズを経験しつつも、常に前向きで屈託のない笑顔が印象的な人です。
友人でもある彼女に改めてインタビューをしたくなったのは、同じ40歳になった者として、まったく“おばさん化”していない理由を知りたかったから。筋トレに目覚めた経緯に始まり、今の外見からは想像もできないようなかつての食生活まで、根掘り葉掘り聞かせてもらいました。
人生100年時代に一念発起!
運動嫌いでもジムが継続できた理由
Holmesは、「世の中から紛争裁判をなくす」という志のもと、「権利の実現」と「義務の履行」が自然となされる社会の実現を目指しています。企業の契約に関わる業務全般を最適化する、 国内初の契約マネジメントシステム「ホームズクラウド」を通して、契約業務全体のマネジメントを実現し、事業をドライブします。
まず、久しぶりに会って驚いたのは、立ち姿の美しさ。トレーニングの成果がスタイルに表れています。
これまで常に仕事優先の生活で、お菓子を食事代わりにしたり、大好物のラーメンとチャーハンを連日食べたり、生野菜が嫌いだったり…というやりたい放題の食生活を送っていたという吉田さん。それでも太らず、健康診断でも問題なしの状態だったという彼女ですが、なぜ今、自分の体に投資をするようになったのでしょうか。
「健康になりましょう、と言われても、わかりやすい成果がないとやる気が出ません。でも、だからといって、40歳過ぎても何もしないのはダメ。意識しないとどんどん老化していくし、今後倍以上生きるなら、健康な状態で生きたいと思ったのです」
とにかく運動が嫌いで、今までもジム通いが続いたことがなかったという吉田さんですが、40歳になってからパーソナルトレーニングとヨガの習慣を身につけることができたといいます。その理由は2つ。
(1)ジムに行く時間を固定し、徹底死守
それまでの「行けるときに行く」というスタンスを変えて、「筋トレは水曜日の夜20時と日曜日の朝8時」というように固定して、絶対に予定を入れないようにしました。その場所を“すっぴんでも行ける”家の近所に設定したことも、確実に行ける可能性を高めたといいます。
(2)「する」と自分自身に約束!
「自分自身との約束」というのは彼女にとって大きな存在で、契約並みに不履行にはできないんだとか。それでも、今までのジムが続かなかったのは、そこまで本気ではなかったのかも、と振り返ります。今度こそは!と決意を改めたことが、継続の力になったのかもしれません。