仕事脳で考える食生活改善現役ホスト時代に実践していた健康法とは? Photo:PIXTA

 早稲田大学在学中、そのうち2年間はほぼひきこもり状態。そして、入学時に60kgだった体重は、卒業時には90kgを超え、その後、ギャンブルで積み重ねた借金400万円返済のためにホストクラブに入店した時には体重100kgに――。

 36歳でホストの現場からはほぼ退き、今は『成功は気にしない人が手に入れる』など11冊の著書があり、出版プロデュースや出版社の経営など多岐にわたってビジネスを展開する信長さんは、とにかくエピソードに事欠きません。

元No.1ホストが「ビール1日30杯」の生活でも健康でいられた5つのルール信長(のぶなが)
早稲田大学教育学部卒業。作家、出版社代表。元歌舞伎町No.1ホスト。通算28 回のNo.1 を獲得。著書は全11冊

「入店から4ヵ月後、はじめてNo.1ホストになったときには、100kgあった体重が70kgになっていました」

 ご自身のストーリーを語る際は、必ずといっていいほど「なぜそこまで痩せたのか」と聞かれるといいます。

「ストイックに何かしたわけではないんですよね。ただ、“環境”のせいだと思います。ホストクラブに入ったら、周りが痩せている美意識の高い人たちばかりになったし、今までよりも見られるようになったし」

 さらに、女性客には容赦なくダメ出しをされたといいます。

「男性同士って、そもそもあまり見た目を気にしていないから、口にもしない。何か言うとしても、『今日、目が充血しているけれど、どうした?』くらい。でも、女性の場合は『なんか今日むくんでいるね!』『ちょっと太ったんじゃない?』とか、とにかく容赦がない(笑)。それはそれでストレスにはなるけれど、僕はありがたいと思っていました」