ドナルド・トランプ米大統領は、下院司法委員会が開く弾劾調査の公聴会に弁護士を出席させないとの自身の判断は正当だとの見方を示した。公聴会の開催日程を批判するとともに、調査は「でっち上げ」だと語った。トランプ氏はワシントンを出発する前に記者団に対し、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席するため同氏が訪英中の4日に民主党が公聴会を予定していることを批判。「極左の民主党、怠け者の民主党は、私がNATOに行く時を選んだ」と語った。また、2日発売の英誌「タイム」に掲載されたウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領へのインタビューにも言及した。ゼレンスキー氏は、米国からの約4億ドル(約436億円)の支援と、トランプ氏がウクライナに対して求めていた調査は交換条件だと同氏と話したことはないとしている。