飲み会で嫌がる女性
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12月に入り、忘年会シーズンとなった。B課長は例年通りに忘年会を企画した。しかし、若手社員の1人が「友人とのパーティーがある」との理由で参加を拒否した。「参加は業務命令」というB課長に対し、「業務命令なら残業代を払ってください」という若手社員。果たしてどちらが正しいのか。(社会保険労務士 木村政美)

<甲社概要>
アメニティーグッズを中心に扱う専門商社。従業員数は100名。総務課には男性社員(いずれも中高年)が5名、女性社員10名の総勢15名が所属している。

<登場人物>
A子:総務課所属の24歳。大学時代のサークル仲間と12月24日にクリスマスパーティーを企画。人気のイタリアンレストランを1年以上前から予約しその日を楽しみにしていたが…。
B課長:A子の上司で総務課長。45歳。威張っているので特に女性の部下たちから嫌われている。
C子:A子のサークル仲間のひとり。
D社労士:Bの大学時代の同級生。

 12月初旬の朝礼時、B課長が上機嫌で言った。

「皆さんに話があります。今年の忘年会の開催日が決まりました」

 部下の1人が即座に手を挙げ、質問した。