急に2時間も早く起きたらどうなるか?根性で起きたものの、頭がボーッとして使いものにならない。早起きしても何一つできなかった。

 それどころか、会社に行っても二日酔い以上の不調に苦しむことになった。これでは早起きしても何のメリットもない。当然ながら3日と続かなかった。

 その後も懲りずに朝活をしようと何度もチャレンジしたものの、そのたびに挫折した。いきなり無理をしても体がついてこないのだ。

 新しい習慣を成功させるための秘訣(ひけつ)として覚えておいてほしい考え方がある。それは「ベビーステップ」というもの。無理せず、小さな一歩、比較的簡単なことから始めるといいということだ。

・勉強するならとりあえず机に座って問題集を開く
・ウオーキングするならとりあえず靴を履いて外に出る
・禁煙したいなら、たばこを遠くに置く

 といった行為になる。

 どんな小さなステップだとしても、一歩踏み出したことに意味がある。小さな行動が呼び水となり、けっこう行動できたりするもの。早起きは“良さを知っていてもできないこと”の代表格だ。やはりベビーステップで徐々に進めていったほうがいい。

 では、もう少し具体的に説明しよう。

早起きによる「朝活」を
無理せずに始める方法

 私からの提案はまずは「30分の早起き」を目標にすること。例えば、毎日7時30分に起きている方なら、いつもより30分早い7時に起きることを目指す。

それに慣れてきたら、徐々に時間を早めていただいてもいいが、くれぐれも無理をしないでほしい。

 30分の早起きを確実に成功させるためにベビーステップを採用する。その方法とは「1日1分の早起き」をするということ。

「えっ!たった1分でいいの?」と思うかもしれない。しかし、これはバカにならない。1日1分だとしても5日後には5分、10日には10分早起きすることが可能になる。1カ月後にはキチンと30分の時間が手に入るのだ。