中国のお正月
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年末に入り、いよいよ「お正月」。正月や新年のお祝いは、中国でも特別なものだが、中国の「お正月」や「新年」は旧暦で祝うものなので、日本とは少し事情が違う。また、お正月の過ごし方も経済発展や核家族化に伴って、昔とはだんだん異なる光景になりつつある。(日中福祉プランニング代表 王 青)

中国の「お正月」は
日本とは違う?

 今年も残り少なくなってきた。日本では忘年会もピークが過ぎ、スーパーではお正月用品が店頭に並び始めている。多くの人が明日より冬休みに入り、大掃除を済ませたら、いっそうお正月ムードが高まる。

 日本の伝統では、大みそかに年越しそば、お正月の間におせち料理を食べる習慣がある。そのほか、年末年始というと、紅白歌合戦や年賀状がつきものであったが、近年は年賀状を送らない人が増えてきて、紅白歌合戦も「必ず見る」という状況ではなくなってきているようだ。

 一方、中国で「お正月」というのは、旧正月(農歴の正月)のことである。

 農歴(中国の旧暦)のため、毎年お正月は日付が異なり、大体1月下旬~2月中旬の間になる。ちなみに、今年は元日にあたる日は2月5日だったのに対して、2020年では旧正月の1月25日となっている。