米スポーツ用品大手ナイキが19日発表した9-11月期(第2四半期)決算は10%の大幅増収となった。同社は先月、アマゾン・ドット・コムのサイトでの直販中止に踏み切ったほか、ドーピング違反で資格停止となった陸上コーチのアルベルト・サラザール氏を擁護したことを巡り批判にさらされた。売上高の大半を占める北米市場は、前年同期比5%の増収となった。アパレル製品の売上高が横ばいとなる一方、フットウエアが伸びをけん引した。最も成長が著しいのは大中華圏で、売上高は前年同期比20%増と急伸した。