会議にまつわる問題点として、よく挙げられるのが「長い、多い、意味がない」の3点。じつはもう1点、参加する人数にも、会議の質を左右する問題点が潜んでいます。このたび新著『稼ぐ話術「すぐできる」コツ』を出版した年収1億円の公認会計士・起業コンサルタントの金川顕教氏が、ムダな会議はどうすれば改善できるかについてレクチャーします。
「ムダで、長く、多い会議」
にみな悩んでいる
会議には2種類あります。
「稼ぐ会議」と「ムダな会議」です。
言ってみれば、「稼ぐための会議」と「会議のための会議」の2つです。
稼ぐ人は、当然のことですが、「稼ぐ会議」をしています。ただ、普通のビジネスマンは「ムダな会議」をしている人が多いのではないでしょうか?
以前、NTTデータ経営研究所が行なったビジネスマンの意識調査の中で、「会議等について、感じている問題・課題」を読んだことがあります。
会議にまつわる問題・課題のベストスリーは、以下の3つでした。
(1)ムダな会議が多い
(2)会議の時間が長い
(3)会議の頻度が多い