ビジネスは「結論」がすべて。稼ぐ人は「結論」から話すことで関心を引き寄せ、稼げない人は丁寧に話すあまり結局相手に伝わりません。このたび新著『稼ぐ話術「すぐできる」コツ』を出版した年収1億円の公認会計士・起業コンサルタントの金川顕教氏が、「結論」から始めるトークの絶大な効果についてレクチャーします。
「冒頭の1行目」を
いかにおもしろくするか
僕は原稿を書くとき、「冒頭の1行目」にとくに気を使います。
今の「冒頭の1行目」もそれなりに考えて書いたのです。
なぜ「冒頭の1行目」に気を使うのか──。
考えるまでもなく、当たり前の話です。書店の店頭で本を開いた際、誰もが「冒頭の1行」から読むからです。ページの途中から読む人はまずいないでしょう。
「冒頭の1行目」がおもしろくなければ、誰も「2行目」を読まないからです。
もちろん、その本を購入することもないはず。
だから、僕は「冒頭の1行目」に気を使うのです。
「冒頭の1行目」をおもしろくするには、僕なりのコツがあります。
冒頭に「結論」を書くのです。