マイクロソフト シンガポール アジア太平洋地区ライセンスコンプライアンス本部長
同志社大学工学部卒業後、アクセンチュア、デロイトコンサルティング、マイクロソフトのグローバル企業3社にて、シンガポール、アメリカ、日本の3カ国を拠点に23年間勤務。グローバルコンサルタントのパイオニアとして、これまで、アクセンチュア時代には11か国の外国人コンサルタントを率いてグローバルプロジェクトを推進。
海外勤務歴17年、クビも日常茶飯事の超実力主義トップグローバル企業にて、アジア責任者として、15か国以上の多種多様な外国人プロフェッショナルたちをマネージしながら、アジア全域の新事業開発および業務変革に従事する。
かつては、売上ゼロが1年2か月も続いた時期もあったが、クビにならないために、非ネイティブの英語術を学んだ結果、コミュニケーションが抜群にうまくいき、初案件を勝ち取る。
現在、マイクロソフト アジア太平洋地区ライセンスコンプライアンス本部長として、日本・韓国・オーストラリア・ニュージーランドの4か国のライセンス監査業務の責任者を務める。さらに各種コンプライアンスプログラムのアジア責任者も兼任し、アジア全域のコンプライアンス対策およびデジタル変革を推進。また同社にて、アジア全域の働き方改革や国内外の大学・非営利団体でのリーダーシップ活動を評価され、数々の社内アワードを受賞する。
世界トップレベルの IEビジネススクール・エグゼクティブMBA取得。米国PMP(プロジェクト・マネジメント・プロフェッショナル)認定資格保持。著書に『すべての仕事を3分で終わらせる 外資系リーゼントマネジャーの仕事圧縮術』(ダイヤモンド社)がある。
著者からのメッセージ
一昔前と比べると、英語を話せる日本人が増えてきましたが、グローバルのビジネス現場で、外国人たちと意見を交わし、リーダーシップを発揮し、評価を受けることができる日本人は、まだまだ少数派。それどころか、かつての私のように何も話せず、お地蔵さん状態になって落ち込んだ経験をした人も多いのではないでしょうか。
私は本書を通じて、「不完全英語を話すことは何も恥ずかしくない」「外国人にとって失礼にあたることは知っておく」「初心者英語が許されるのは最初だけ」の、最低限だけど最も大切な3つのことを伝えるため、そして、一人でも多くの日本人にとって、本書がグローバルビジネスに携わるための最低限の武器となりえることを願い、執筆しました。
内容が通じたとしても、いつもぞんざいな話し方しかしないのであれば、だんだんと怪訝に思われるのは、日本語でも英語でも同じです。でも逆に、発音と文法があっていれば、ビジネスの現場で完璧というわけでもありません。もちろん正しい英語を話すことは素晴らしいことですが、なまり英語であっても、文法ミスがあっても、世界で活躍する「非ネイティブ」のように、外国人たちから信頼と尊敬を得たいのであれば、「失礼にあたらないよう相手を気遣い、丁寧な英語」を話すことが、今のグローバル社会で必要なのです。
誰もが社会人になったときに、社会人のマナーを学んだはずです。同様に、現状の英語力も「学生時代に学んだ英語」から「ビジネスで使う武器としての英語」に切り替えるべきなのです。本書で繰り返し説明してきましたが、シンプルな初心者英語は、たいていは命令調になりがちです。
本書で紹介する「最強英語フレーズ」には、初心者英語から脱却するための、英語フレーズ・社会人の常識・マナーを、厳選に厳選を重ねて、詰め込んでいます。さらに英語のフレーズだけでなく、本書の内容がしっかり実践できれば、海外で就職してもクビになることはないほどのグローバル処世術も織り込んでいます。
英語のタブーを知りたい人や初心者英語からランクアップさせたい人、グローバルで生きぬくためのビジネス常識を知りたい人など、あらゆる状況で英語力向上を目指す方への実りになるような内容となっています。
本書を参考に、英語を話すことを楽しんで、もっともっと世界中の外国人たちと交流を深めてください。読者の皆さまが、世界を舞台に大いに暴れてほしいと願います。
本書の使い方
よくあるビジネスシーンで、英語になったとたんに言葉が出てこない! なんとか話したけど相手の表情がよくない! 気分を害することを言ってしまったのだろうか!? そんなことが起きないように、困ったときのおたすけフレーズを解説を交えて紹介します。
■願望別シチュエーション
「○○したい」「○○を回避したい」などのニーズに合わせた89シーンを選択。
■キーフレーズ
物事がうまく運ぶように、ビジネスシーンで使える効果的なフレーズを紹介。
■ビジネス英会話
実際のやりとりを踏まえて、自分が話すイメージをつかむ。
■他にも使える表現を増やしてみよう!
ワンパターンにならないように、違う言い回しにも挑戦。
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