「英語が全然話せない」「皆の会話に入れない」「会議で一言も発言できない」。ネイティブを前にしたとたん、「英語が通じない」と悩む日本人は多くいます。一方で、日本人と同じく、英語でハンディがあるはずの非ネイティブは、うまくやっています。なんと、ビジネス英語には、非ネイティブが身につけるべき「絶対ルール」が存在したのです。
1年2ヵ月売上ゼロで窮地に追い込まれた著者が、今ではネイティブを部下に持ち、15ヵ国以上の外国人プロフェッショナルをマネージするきっかけとなった、非ネイティブが実践しているテクニックを『ビジネス現場で即効で使える非ネイティブエリート最強英語フレーズ550』にまとめました。学生時代に学んだ単語でじゅうぶん。使えるフレーズを多用し、ポジティブで丁寧な言い回しを意識すれば、英語での会話は怖くありません。「こんなとき、なんて言えば?」があっという間になくなるキーフレーズを中心に紹介します。

Photo: Adobe Stock

しっかり時間を確保して教えを受ける

 日々の仕事で、商談や学びのネタの深掘りは、すでに紹介したように、「Do you have a minute?」(少しお時間ありますか?)で、5~10分程度の情報収集に使います。しかし、もっともっと深く知りたいというときは、非ネイティブたちは「Could I see you sometime this week?」(今週改めてお会いできますか?)と、別途、時間を確保してもらうようにお願いします。

 しっかりと時間を確保して教えを受けると、ただの会社の知り合いから、より強固な信頼関係に変わります。立ち話をするだけのただの顔見知り程度では、自身にプラスにならないことにまで踏み込んで、他人を助けることはしないでしょう。

 海外の多くの欧米系企業にはメンター制度があり、私はこの制度を最大限に活用しています。あるメンターに「ネイティブ・非ネイティブ・日本人・外国人の垣根を越えて、いろいろな人にメンターになってもらいなさい」と教えられたので、あらゆる国のあらゆるジャンルの仕事をしている人たちにメンターになってもらっています。そしてメンターたちに「Could I see you sometime this week?」のフレーズで話し合いの時間を作ってもらえるようお願いしています。

 大切なのは、「誰を知っているか」ではなく「誰に知られているか」です。「いざというときに助けてくれる人が、いろいろな分野にたくさんいる」ことで、自分一人では絶対になし得ないことを実現できます。人材ネットワークを「人財」ネットワークに変えていきましょう。