米電気自動車(EV)大手テスラは2019年10-12月期(第4四半期)の納車台数が前年同期比23%増加し、11万2000台となった。これはイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の野心的な成長目標を達成する上で十分な数字だ。アナリスト予想は10万6000台だった。  昨年通年の納車台数は前年比50%増の36万7500台で、少なくとも36万台と掲げていた目標を達成した。  昨年の伸びをけん引したのは量産EVの「モデル3」。10-12月期の納車台数は前期比16%増の9万2500台と、7-9月期(第3四半期)の勢いが持続した。前年同期比では47%増となった。