堂々とその場を楽しむ姿勢を見せるようにしよう
まずは話しやすそうな人との1対1の会話から始めましょう。自分が日本から来たノンネイティブであることや、こういった会に慣れていないということなどを早めに話すのも良いでしょう。
気の利く相手であれば、少しゆっくり話してくれたり、仲間の誰かを紹介してくれたりするものです。
一方、英語が下手だとあやまったり、気後れしている雰囲気や、疲れている様子を見せないことは大事です。
英語に不安があっても、たとえ時差ぼけで疲れていたとしても、堂々とその場を楽しむ姿勢を見せるようにしましょう。ネガティブオーラを出している人と、スモールトークを楽しもうと考える人はいませんよ。
自然なスマイルで、近寄りやすい雰囲気を出すこと。パーティは社交の場ですから、食事も食べやすい物を少しつまむくらいが賢明です。許容範囲を超えてアルコールを飲んだり、お皿一杯にブッフェの食べ物を盛るようなことも控えましょう。
パーティの場に友人や同僚と参加している場合は、内輪だけで固まらないことも大切です。同僚や知人に、今知り合った人を紹介しあうといったことができると、話の輪も広がっていきます。
英語講師/英語パーソナルトレーナー
津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。外資系証券会社の法人営業を経てニューヨーク大学スターン・スクール・オブ・ビジネスに留学し、MBAを取得。帰国後、フォード自動車の金融子会社に入社し、オーストラリアにあるアジア統括本部に財務マネジャーとして2年間勤務。その後、ジョンソン、日本アルコン等で財務管理職を務めるなど、外資系企業勤務は通算22年におよぶ。
現在は、初級者から上級者のビジネスパーソンへの英語指導や企業研修を行う。
著書に『出世する人の英語 アメリカ人の論理と思考習慣』がある。英検1級/TOEIC970点、日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)