――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  フェイスブックの仮想現実(VR)製品は、ようやくヒットのときを迎えたかもしれない。  フェイスブックがVR市場に参入してから6年近くがたった。同社が2014年3月にVRゴーグルを開発するオキュラスの買収に支払った20億ドル(現在のレートで約2200万円)という金額は、その2年前にインスタグラムの買収に支払った金額の2倍だった。リスクもはるかに高かった。インスタグラムは無料で、既に約3000万人の利用者がいた上、その用途も画像共有というなじみのあるものだった。