米大統領選で民主党の指名獲得を争っているエリザベス・ウォーレン、バーニー・サンダース両上院議員が、注目を浴びた先週の口論を過去のものとして先に進もうとしている。どちらに投票するか決めかねている有権者も騒ぎが収まるのを望んでいると話す。対立の焦点は、2018年に2人が交わした会話だ。女性候補はドナルド・トランプ大統領に勝てないとサンダース氏が述べたとウォーレン氏は主張するが、サンダース氏は強く否定している。この件を巡り、先週の民主党候補者討論会の直後に両氏が言い争っている様子がカメラにとらえられた。だが緊張状態が続いた1週間を経て、週末にアイオワ州とニューハンプシャー州で開かれた両氏の選挙イベントで有権者に話を聞いたところ、どちらの候補を支持するかを判断するにあたって、この件が大きく影響することはないとの声が多かった。