【フォートミード(メリーランド州)】キューバのグアンタナモ米軍基地で21日、2001年9月11日に発生した米同時多発テロへの関与が問われている被告らの公判前審理が開かれ、弁護団が求めていた心理学者の証人尋問が行われた。この心理学者は、中央情報局(CIA)が国外に保有する秘密施設で行われた厳しい尋問の考案や実行を手助けしていた。  心理学者のジェームズ・ミッチェル氏は、一般的には拷問に分類される水責めや睡眠はく奪などが合法で許可を得たものだと伝えられていたと主張。「私の唯一の関心は次の攻撃をやめさせることだった」と語った。