女性初の首相と財務大臣がトラック業界を応援 画像:カーゴニュース
物流業界に精通したカーゴニュース紙の記者が内外の事情について解説する名物企画「新春記者座談会」。今回は「2025年の振り返り」から一部を抜粋してお届けする。(カーゴニュース編集部)
*本記事はカーゴニュースからの転載です
トランプ関税は、荷動きへの影響も含め
これから実害が出てくるだろう
A まずは2025年をざっと振り返ってみよう。物流に関わる法改正、新法が実現するなど行政が物流の構造改革に大きく舵を切り、業界に大きな変革をもたらした年だった。大型M&Aが相次ぐなど、業界再編の流れも加速した。
また、年後半には大手酒類・飲料メーカー、EC大手に対するサイバー攻撃の影響で物流が停滞し、インフラとしての物流の重要性が再認識された。他方、国際物流に目を向ければ、米国の通商政策、俗に言う「トランプ関税」に世界のサプライチェーンが翻弄され、今後についても先行きが不透明な状況が続いている。
B 日米交渉により当初の高関税は回避され、1~3月には「駆け込み」輸出があったため、物流業界への深刻な影響はまだ顕在化していない。ただし、米国での現地生産を強化するメーカーの動きが加速しており、長期的には日本発の輸出や国内物流の減少に影響してくることが予測される。
最近では、米国で生産された日本車を逆輸入するといった報道もあり、今後の物流のあり方を変えることになるかもしれない。また、年末にかけては、高市早苗首相の台湾有事を巡る発言を受け、日中関係が悪化し、輸出入や国際物流の影響にも不安を残した。
C トランプ関税については、荷動きへの影響も含めこれからいろいろな実害が出てくるだろう。







