【ワシントン】ドナルド・トランプ米大統領に対する上院の弾劾裁判で、さらなる証拠の提出を認めるかどうかの議論を中心に、トランプ氏の弁護団が27日に陳述する。  民主党の議員らは24日までの3日間で合計24時間にわたり、大統領を罷免すべき根拠を提示。一方、トランプ氏の弁護側は25日、同氏がウクライナへの支援の条件として自身の政治的利益につながる捜査を同国政府に求めたとする民主党の主張が、説得力なく状況証拠に基づくものだと2時間にわたって反論した。  事情に詳しい関係者によれば、弁護団は米東部時間27日午後1時(日本時間28日午前3時)から午後8時ごろまでの予定で陳述を行う。