【ワシントン】米国の複数の州司法長官は来週、アルファベット傘下グーグルの反トラスト法(独占禁止法に相当)違反の疑いなどを巡る調査の情報共有のため米司法省と協議する。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。最終的に正式な共同調査につながる可能性もある。  一部関係者によると、調査に関わってきた連邦・州当局はこれまで、グーグルに対する調査資料を共有してこなかった。  関係者の1人によると、少なくとも7人の州司法長官が会合に招かれた。州司法長官グループを率いるのはテキサス州のケン・パクストン司法長官。  司法省はコメントを控えた。