米大統領選の民主党候補者選びの初戦となるアイオワ州の党員集会を2月3日に控え、バーニー・サンダース上院議員(バーモント州)が支持率を伸ばし、前副大統領のジョー・バイデン氏に並んだ。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースの最新の世論調査で明らかになった。調査は民主党の大統領予備選の有権者を対象として全米規模で実施。サンダース氏が第1候補と答えた回答者は27%となり、バイデン氏の26%と実質的に並んだ。バイデン氏はWSJとNBCニュースがこれまでに実施した2020年予備選を巡る全ての調査でトップに立っていた。エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)の支持率は15%に低下し、大きく後退した。直近2回の調査では、ウォーレン氏はサンダース氏と僅差で2位を争っていた。今回の調査では、多くのウォーレン氏支持者がサンダース氏支持に回ったことが明らかになった。