米フェイスブック傘下のスマートフォン向けメッセージアプリ大手ワッツアップは12日、アクティブユーザー数が20億人を突破したと発表した。ワッツアップの責任者ウィル・キャスカート氏は同時に行ったウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、メッセージ暗号化に対する批判が政府から向けられる中、暗号化を擁護する姿勢を明らかにした。ユーザーが暗号化を通じてメッセージをやりとりすることができるよう、ワッツアップは戦うとキャスカート氏は述べた。同社アプリの世界的な人気はこうした戦いの必要性を示しているという。キャスカート氏は「人類の歴史において、人々はお互い内密に交信することができた」とし「現代社会でそうしたことがなくなるべきだとは思わない」と述べた。
ワッツアップ、ユーザー数20億超え キャスカート氏は暗号化擁護
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