米グーグルのモバイル用基本ソフト(OS)「アンドロイド」の生みの親として知られるアンディ・ルービン氏が設立したスマートフォン開発の新興企業エッセンシャル・プロダクツが事業を停止することになった。同社はこれまで3億3000万ドル(約360億円)を調達していたが、創業から5年もたっていない。  エッセンシャルは12日、事業を停止し、自社スマホのソフトウエア更新やカスタマーサポートも行わないと述べた。同社は新しいデバイスの開発を進めていたが、市場には投入されなかった。  エッセンシャルは、ここ数年スマホ販売を独占してきた韓国サムスン電子や米アップルに挑戦しようしてきた。