米宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングスは、年内の宇宙旅行実施を目指し、チケット販売再開に向けテスト販売を行う。投資家との電話会議で25日明らかにした。2014年の試験飛行中の事故でパイロットが死亡したのを受け、チケット販売は中止されていた。だが今回、払い戻し可能な1000ドルを支払ってオンライン登録すると、購入希望者の列に加わることができる。価格は25万ドル(約2800万円)を超える見通し。すでに600人以上が手付金を支払い、その額は計8000万ドルに上る。90分間のフライトでは、3~4分間の無重力体験ができる。同社によると、昨年10月の新規株式公開(IPO)以降、関心が高まっており、オンライン登録者数は約8000人に倍増した。