今年11月の米大統領選に向けた民主党の候補者討論会が25日にサウスカロライナ州で開かれ、勢いづくバーニー・サンダース上院議員(バーモント州)を抑えようと各候補が攻撃を集中させた。同州では29日に予備選が実施されるほか、来週には予備選・党員集会が集中する「スーパーチューズデー」が控えている。富豪として知られるビル・スタイヤー氏は民主社会主義者を自称するサンダース氏と、共和党に所属していたこともあるマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長に言及し、「われわれの党は民主社会主義者か、長年にわたり共和党員であった人物のどちらかを支援する決定をした」と発言。「党を団結させなければ、これら両極端のどちらかに傾けば、ドナルド・トランプを再選させる大きなリスクを負うことになる」と続けた。
米民主討論会、サンダース氏が標的に
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