燃焼エンジン愛好家と気候変動否定派の皆さん、ハーレーダビッドソンもついに素晴らしいソリューションを提供してくれました。
晴れた日は空気が澄み渡り、視界も良好。道をクルマで走っていると、遠くから向かってくる対向車も、それが何であるかすぐに認識することができるでしょう。クルマ好きなら、それが何の車種かもわかることでしょう。そんなドライブにいい季節が、もう少しで到来します。新緑の春もいいですが、紅葉の秋も郊外のドライブには打ってつけでしょう。
では、ここで想像のドライブへ出てみましょう。
塩原温泉から鬼怒川温泉方面へ抜ける、全長約28kmの絶景ドライブコース「日塩もみじライン」へ。コースの途中で太閤おろしの滝、白滝などに立ち寄りながら、美しい山並みが見下ろせる富士見展望台へ向かいます。途中、春なら新緑、秋なら紅葉を楽しみながらクルマを走らせていると前方から通常よりも速いスピードで、こちらに向かってくる黒とオレンジの色づかの点が見えてきます。
すると…その点はいつの間にか対向車線を通りすぎてゆきます。「あっ、いつの間に…」と驚きながら、「あぁ、バイクね」と認識するとともに、あなたはそこにある違和感でバックミラー越しに二度見をすることでしょう。え、「あのバイク、大型のハーレーじゃないの? あんなに静かだったかな?」と…。
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このたび発表された「LiveWire」は、ハーレーダビッドソンの初の電動バイクです。2014年6月18日にプロトタイプ「PROJECT LIVEWIRE」として発表されたもので、その後ハーレーダビッドソンは生産にむけ開発と研究を重ねてきました。