新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を背景に、エコノミストは米経済の成長見通しを大幅に引き下げている。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が実施した今月の調査によると、国内総生産(GDP)は4-6月期に縮小が見込まれているほか、エコノミストが予想するリセッション(景気後退)の確率も高まっている。  調査に回答したエコノミストはまた、相場の乱高下や新型ウイルスを巡る不透明感を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が早ければ来週にも追加利下げに踏み切ると予測している。