その中で、植松被告は犯行計画を両親に明かしていたことを告げ「悲しむ人がたくさんいる」といさめられていたことを明かした。

 犠牲者の代理人弁護士は両親との関係について「愛されて育てられたと思うか」と問い、植松被告は「手をかけてもらい、不自由なく生活してきた」と回答。「あなたが殺されたら両親はどう思うか、考えたことはあるか」との質問には「ありません」と応じた。

 美帆さんの代理人弁護士が「美帆さんの存在を喜ぶ家族がいた」と指摘すると、植松被告は「喜んではいけない」と、ここでも差別意識は変えなかった。

一切の後悔も反省もない様子

 2月7日の第12回公判では、植松被告を精神鑑定した医師が出廷。大麻の使用による障害や中毒、人格障害であるパーソナリティ障害を認定した上で、「犯行に影響はなかったか、(あっても)小さかった」と証言した。

 そして2月17日の論告求刑で、検察側は「19人もの命を奪い、単独犯として類を見ない。計画的で生命軽視は顕著だ。自らの正当性を主張し続け、更生の意欲も可能性もない」「死刑を回避すべき要素はなく、むしろ悪質性は際立っている」と指弾し、死刑を求刑した。

 2月19日の最終弁論。弁護側は「精神障害による心神喪失状態で、被告人は無罪が言い渡されるべきだ」と主張した。

 そして、植松被告は聞くに堪えない障害者差別発言を繰り返した上で「どんな判決でも控訴しない」と主張した。

 植松被告は一切の後悔も反省もないように見える。そして、ネットでは支持する投稿がある。

 それが、怖い。