現在、フランス・パリで余生のような生活を送り、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」や新サービス「ペンギン村」の管理人を続ける、ひろゆき氏。
早くも3万部を突破した今回の新刊『1%の努力』(ひろゆき・著)では、いかに彼が今の立ち位置を築き上げてきたのか、その「考え方の考え方」について語った。

「『努力したくない!』と割り切っている人は、それなりにちゃんと考えている。『頑張ればなんとかなる』と思っている人は、危険をはらんでいる。両手がふさがってしまうからだ。」(本書内容より)

今回は、「チャンスの掴み方」をテーマに取り上げる。

チャンスは一瞬で通りすぎる

「チャンスを掴むこと」は、「一生懸命に働くこと」よりも重要だ。

人が「働いているかどうか」は、パッと見ではわからないものである。机の上で手を動かしていたら働いているように見えるが、何も考えていないかもしれない。

ひろゆき氏(若き日に訪れた秋葉原「東京ラジオデパート」にて)
撮影:榊 智朗

逆に、深刻な考え事をしていても、ボーッとしてサボっているように見える。

僕は考えるタイプの人間だ。
ゴロゴロしてゲームをしているようなときも、頭の中はずっと思考している

「自分は努力をしたくないんだ」と割り切っている人は、それなりにちゃんと考えている人だ。
しかし、普通の人は、「頑張ればなんとかなるかも」と思ってしまう。
これが意外と危険であると思うのだ。

なぜなら、チャンスというのは、誰にも平等に突然やってくるものだからである

本を読んで知識を蓄えていたり、一生懸命に人脈を広げていたり、情報のアンテナを延ばしていたりすることは努力でできる。

しかし、チャンスは無残にも一瞬で目の前を通り抜ける。

いま、余裕はあるか?

「幸運の女神の前髪」という話がある。
幸運の女神には後ろ髪がついていないから通りすぎたら捕まえることはできない、という例えだ。

あるとき、あなたの元に起業メンバーの誘いがくるかもしれない
当日に誘われた飲み会に運命の人が来ているかもしれない
たまたま思いついたビジネスアイデアが爆発的にヒットするかもしれない

しかし、それもこれも「余裕」を持っていないと掴むことはできない。

あるいは、順風満帆な人生にピンチがやってくるときもある。
そんなときも、スケジュールに余白がないと頭の中はパンクしてしまい、視野はどんどん狭くなる。

ヒマは全力で作っておいたほうがいい。時間は余るものじゃない。作り出すものだ。