全米でウーバー・テクノロジーズとリフトの配車サービスの利用が落ち込んでいる。新型コロナの封じ込めに向けて多くの人が自宅勤務を開始し、不要な移動やイベントへの参加を避けているためだ。調査会社エジソン・トレンズによれば、3月16日までの7日間で、米消費者のウーバー利用額はそれ以前の7日間より21%減少した。同じ期間に、リフトの利用額は19%減少した。エジソンはクレジットカードとデビットカードの決済情報などを基に調査をまとめた。3月2日までの8週間には、週当たり利用額はウーバーで前の週に比べ平均3%、リフトで平均4%、それぞれ増加した。全米で初めて新型コロナの死者が出たのは2月26日だった。ウーバーとリフトはコメントを避けた。
ウーバーとリフト、米国で利用急減 新型コロナ対策響く
有料会員限定
あなたにおすすめ