18日の米株式相場は大幅反落。新型コロナウイルスをめぐる経済的な混乱に対処するため、投資家が現金を確保する動きが強まり、株、債券、商品(コモディティー)などあらゆる資産が現金化されて下落した。ダウ工業株30種平均の終値は前日比1338.46ドル(6.30%)安の1万9898.92ドル。S&P500種指数は131.09ポイント(5.18%)安の2398.10、ナスダック総合指数は344.94ポイント(4.70%)安の6989.84で取引を終えた。S&P500種は日中の取引で一時約10%安まで下げた。ダウ平均が2万ドルを下回るのは2017年初め以来となる。主要3指数は共に、2月中旬の高値から約30%下落している。