米大統領選に向け民主党の候補指名を争うバーニー・サンダース上院議員(バーモント州)は、4月の討論会が予定通り開催されれば参加する見通しだ。選対関係者が明らかにした。サンダース氏が民主党の候補指名争いから撤退しないことを示唆している。予備選で相次いで敗北を喫したサンダース氏が、民主党の候補指名を獲得する可能性は非常に低い。11月の本選で民主党候補となるには、残りの代議員数の60%超を獲得する必要がある。そのためには、残りの予備選で圧勝しなければならない。ジョー・バイデン前副大統領との差をどのようにして埋めるのかと問われると、サンダース氏は新型コロナウイルス対策に注力すると述べ、質問には直接答えないケースがたびたびあった。