【ステップ2】痛みの伴う支出を削る(でもいずれ慣れます)

 次に、削ると多少は不快な思いをするかもしれませんが、いずれは慣れる支出を探してみましょう。

 私にとっては、職場へのジョギングがこれに当たります。あなたにとっては家で料理する、職場に自転車で行く、新品ではなく中古品を買うことなどが、これに当たるかもしれません。

 調整期間は必要ですが、幸福レベルはいずれ元の水準に戻ってくれます。

 削るとどうしてもあなたの幸福に永続的に影響を与えてしまう種類の支出もあります。もし私がスパイシーな四川料理を食べられなくなれば、私の幸福レベルは下がるでしょう。

 あなたの個人的な状況に合わせて適切な支出を削ることが、支出をうまく切り詰めるカギとなります。「コーヒーを買うのをやめればいい」といった単純な話ではないのです。

 あなたの支出は個人的なものであり、あなた特有のものです。どんなに懸命に説得を試みたところで、具体的に何をすべきかあなたに指導できる本など世の中にはないのです。

 自分自身のやり方を見つけるには、時間をかけて試行錯誤するしかありません。一度支出をやめたものでもすぐに恋しく感じたのであれば、節約リストから外しましょう!

 例えば、次のような項目がこのカテゴリーに入ります。

・仕事中のランチを外で買う
・外食
・友人と外で遊ぶ
・ジムの会員